ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

じゃんけんで勝つ方法

(前半は全く関係ない話なんで区切り線まで飛ばして本題だけ読んでもらって結構です)
 
今日は消防の点検があって我が家にめずらしく外部の者がやってくる予定やったんで、仕方なく掃除するハメに。
なんせ、ワシんとこ、家が汚いんで点検の人が来てもここ数年、居留守つかってたんですわ
 
親友が来ようが気のある女が来ようがオカンが来ようが、突然の来訪者はすべて玄関で追い返します。
部屋を汚くしている割には誰にもその恥部を見せたくないというややこしい性格なんですわ。
 
数ヶ月ぶりの来訪者のため、数ヶ月ぶりの掃除ですw。
うちは何が散乱してるかっていうと、前にも言いましたが新聞ですわ。
読みきれてない新聞が家中に溜まっていくシステムです。月4000円も出してるんで、読んでないとなかなか捨てづらい。でもネットだなんだで結局殆ど新聞を読まない。んで、家中に新聞が散乱していくわけです。おかげで我が家は虫が湧くことも有り得ませんw(インクが虫などを防ぐのはご存知のはず)
 
能書きが長くなりましたが、その新聞整理中に見つけた記事がこの記事のタイトルですわ。
1年前の日経新聞(NIKKEI PLUS1)からです。
 
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この理論、知ってる人も多いかと思いますが、ワシは知らんかったのでメモ代わりにここに記しておきます。
 
数学者である桜美林大学の芳沢光雄教授が統計的及び人間の心理的なものを踏まえた上での研究結果、「じゃんけんに勝つ方法」は以下です。
 
①まずパーを出す
②あいこの場合はその手の負ける手を次にだす(最初がパーの場合は次はグーになります)
 
全く無作為でグー、チョキ、パーを選ぶなら当然それぞれの手が出る確率は3分の1のはず。
・・が、如何せん人間のやることなのでどうしてもクセが出てくる。
 
芳沢さんが学生725人を集めて述べ1万1567回ジャンケンさせたところ、次のような結果がでた。
グー:4054回(35.0%)
パー:3849回(33.3%)
チョキ:3664回(31.7%)
 
つまり、統計学的にはバラツキがでてくるということですわ。
上の結果から見てもわかるように相手がチョキをだす可能性がわずかに小さいってことになります。
ではなぜグーを出しやすいのか。
 
理由1: 手の構造上、グーのほうがパーやチョキより出しやすい
理由2: 驚いたり緊張したり「勝とう」と意気込んだりすると握り拳のグーを出しやすい
 
ってことらしい。
ジャンケンする前に、「おい、ヘッポコ!お前なんかワシに勝てるかっつーの!カス」とか言って挑発して相手を怒らせたらグーを出す確率も更に高まるということか。
 
ではあいこで反対を出すと勝つ確率が上がるのはなぜか。
 
実験は学生が同じ手を出す確率は22.8%に留まった。これはえらい低い数字ですわ。
人間には同じ手を出すということがえらい心理的負担になるらしい。
だから逆にその手に負ける手を次にを出せば相当勝つ確率が高まるというわけ。
 
お試しあれ。