脱線事故報告書・検証チームに柳田邦男氏ら内定
以下、昨日のニュース。
JR西日本への福知山線脱線事故の報告書漏洩(ろうえい)問題を巡り、前原誠司国土交通相は16日の閣議後記者会見で、報告書の信頼性を確かめる検証チームに作家の柳田邦男氏と弁護士の2人が内定したことを明らかにした。
運輸安全委員会は5~6人程度で構成する検証チームを今月中に発足させる方針で、チームには同脱線事故の被害者も含まれる見通し。
国交相は、同社が航空・鉄道事故調査委員会(現運輸安全委員会)の意見聴取会の公述人に応募するよう識者らに働き掛けていたことについて「JR西日本の体質に疑問を持たざるをえない」と厳しく批判した。(13:50)
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091016AT1G1601A16102009.html
しかし、これだけ世界的にも類稀なる大規模な事故を起しておきながら、こんなどっかのドラマでありがちな「組織ぐるみで隠蔽しようとする企業」ってホンマに世の中にあるんですな。
食肉偽装するようなどっかのワケのわからんちっこい会社と違いますよ?「天下のJR」でっせ??
もう怒りをとおりこして、唖然とするばかりですわ。
遺族の方々のインタビューを見てても、「怒り」ってよりも「呆れてる」ってかんじですが、コイツら幹部と直接交渉してきてる方たちなんで「やっぱりな」って感じなんでしょうかね。
食肉偽装するようなどっかのワケのわからんちっこい会社と違いますよ?「天下のJR」でっせ??
もう怒りをとおりこして、唖然とするばかりですわ。
遺族の方々のインタビューを見てても、「怒り」ってよりも「呆れてる」ってかんじですが、コイツら幹部と直接交渉してきてる方たちなんで「やっぱりな」って感じなんでしょうかね。
この方は「事故」というもののジャーナリズムを日本で確立させてきた一人といっても過言ではないでしょう。
別に彼は事故だけを専門とするジャーナリストではないが、原点が「事故の取材」であるのは間違いない。
別に彼は事故だけを専門とするジャーナリストではないが、原点が「事故の取材」であるのは間違いない。
ワタシが福知山脱線事故に人一倍関心があるのは、事故が毎日自分が目にしてる沿線で起こったという点も当然大きいんだが、この事故が起こる以前から「事故」そのものに関心があり、それはこの柳田邦男氏に影響がある。
分析力が高いのみならず、「事故」とうネガティブな内容にもかかわらず、彼の文筆は人を引き込ませるものがあるんで、結構のめりこんでしまった。
分析力が高いのみならず、「事故」とうネガティブな内容にもかかわらず、彼の文筆は人を引き込ませるものがあるんで、結構のめりこんでしまった。
ちなみに今年の4月25日、事故で被害に遭われた方々の団体「4・25ネットワーク」主催の「追悼と安全のつどい2009」にワタシも参加させていただいたんだが、講演者の一人として柳田邦男氏が迎えられた。
このように遺族や被害者の方々からも信頼度が高いと思われるので、彼の精査には期待したい。