ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

海岸線は誰のもの?(1)~そこに海があるのだけれど

お台場の海浜公園を歩いてて思い出したのは、その1ヶ月前に撮影に行った鳴尾浜のことです。
記事は⇒ 鳴尾浜の夜明け

何の下調べもなしに尼崎の実家を朝3時半に出発。夜明け前に海岸線に出ようとチャリで10キロ近くの距離をすっ飛ばしたんですな。
尼は工場地帯なんで海岸に出るのは厳しいと踏んで、武庫川を挟んだ隣の市である西宮の鳴尾浜のほうに行ったわけです。

んで、海岸線ちかくまで来たところ、これが困った!
工場だなんだ私有地ばかりで海岸に出れんのですわ!海が全く見えん!!
鳴尾浜公園ってのもあったんですが、これも管理された公園で5時に開園ってことでビシッと門が閉じられてる状態。夏至直前の日だったんで5時じゃ遅すぎっ!(当日の日の出は4時45分)

どうしようとチャリで辺りをウロウロするも時間だけが過ぎていくばかり。
途方にくれていると、数人の釣り人が竿やらクーラーボックスを抱えてやってくるではないか!!
当然海釣りのはずなんで、彼らについていけば・・ってことで、その方たちを尾行(?)することに!
すると、堂々と企業の私有地に入っていくではないか!

イメージ 1

中をドンドン歩いていって途中のフェンスなんかも予め破られとるんですな。(完全に脱法行為!)
私有地内にはその企業関係者と思われる人も朝の早くからうろついてましたが、別にそれらを咎める様子もなし。(あきらめてるのか?)
そして幅20cmほどでしかもその真ん中に有刺鉄線がある塀の上をたくさんの荷物をもった釣り人たちは器用に歩いていく。年配の方が多いんでホンマはこれって結構あぶない。塀は2mほどの高さがあり、しかも有刺鉄線があるんでバランスを崩したらえらいことです。

んで、その塀を暫く歩くと海岸のテトラポットへの降り口へ。
テトラポットを歩くのも結構危ないが・・。
んで、たどり着くのが下のポイントなんですなぁ。

イメージ 2
ここにたどり着くまでの公道は一切ない。

つづく