海岸線は誰のもの?(2)~入浜権
実際のとこ、これら釣り人たち(ついていったワシも!)の行動は違法行為なんで、やってることは問題だが、簡単に海岸に出れないってのはこれも解せない。
例の鳴尾浜公園、これってのは海釣り公園も兼ねそなえているのだが、その海に面している海釣りの広場は入場料を取られる。大人1回300円(回数券だと多少お得)で、毎日釣りをする人にとっては安い金額でもなかろう。そもそも釣りをする場として、なんか別にポイントとかもなさそうだし、つまんなさそうでもある。
兵庫県の高砂で起こった運動で、入浜権運動ってのがあるらしい。
古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった(入浜権宣言から)
入浜権運動サイト
古来、海は万民のものであり、海浜に出て散策し、景観を楽しみ、魚を釣り、泳ぎ、あるいは汐を汲み、流木を集め、貝を掘り、のりを摘むなど生活の糧を得ることは、地域住民の保有する法以前の権利であった(入浜権宣言から)
そもそも、海に面している尼崎に育ちながら「尼の南端の海に行ってみよう」って気が幼少からこれまで1回もなかったってのは「海は汚い」「海岸線はどっかの工場のもの」って観念がハナから頭にあったからだと思われるが、これって今改めて考えると「ちょっとおかしくないか?」と思わんこともない。
それだけにお台場の海浜公園については少なからず感銘した次第。
おわり
(でもお台場シリーズはまだつづくw)
(でもお台場シリーズはまだつづくw)