ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

須賀川女子柔道部員リンチ事件(2)

A子さんに何があったのか。

学校側はこの後、校長以下担任に至るまで隠ぺい工作を計る。全くのクズ以下である。
彼等は現在もいじめがあったとは認めていないが、道場にて当日、以下のような男子学生部長(中2・13)によるリンチがあったとされる。

(両親による生徒からの聞き取り調査)
「1回目の乱取りを始める。部長は1年生に負け、足を痛めてカッカしていた。A子は足の痛みがひどくなり、途中で休憩を取る。それを見て部長は激怒した。A子の襟をつかみ、引きずり出した。『いやです。いやです』と言ったが、数回投げつけた。その後、柱に数回怒鳴りながら叩き付けた。その際、柱に頭部を打ち付けた。その後、体を持ち上げるようにして数回頭から叩き付けた。他の部員はその様子をイジメを超えたリンチだと思ったほどだ。恐ろしくて止めに入れなかったし、自分が何をされるか分からず、怖かった。その後は、部長はイスに座り、A子を正座させ、説教した。『反省文を原稿用紙800字で書いてこい』と言う。そのうちA子は『頭が痛い』と泣き、うつ伏せになった。部長は『大袈裟に泣くなら救急車を呼ぶぞ』と怒鳴り、泣いているA子の襟をつかみ、廊下に向かって引きずり出した。その途中で容体が急変し、意識がなくなり、口からよだれが出て呼吸困難に陥った」

話が前後したが、病院に搬送されてからの話に戻す。

8時間に及ぶ手術の末、A子さんの命は助かった。
病院に運ばれたとき、A子さんは脳出血のせいで脳の大きさは通常の半分だったという。
手術後、担当医師は学校関係者に対して怒鳴りつけた。
「一体学校はこんな状態になるまでどういう管理をしてきたんだ。
あなたたちはしてはいけないことをしていましたね

症状を聞いたご両親は、学校側からA子さんは休憩中に急に倒れた、頭などは打ってないという説明を受けていたので、その話が全く理解できなかったという。

一命を取り留めたA子さんだが、3年が経とうとしている現在も意識不明の状態。
両親による介護が今も続いている。

今朝のテレ朝の番組でこの事件を知ったのだが、事件そのものも相当ひどいが、学校関係者の事件後の対応が余りにひどい。人に教えを説く立場の集団とはとても思えん。
その辺の概要を次にまとめる。


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