石川さん「命懸け闘う」 狭山事件の再審求め集会

http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1173675/detail

石川さんの問題は「部落差別問題」を語らずして語れない。
彼が無罪かどうかはここでは言明を避けるが、当時の警察は彼を取調べるに際して、
彼が部落出身者であることを理由に不当な扱いをしたであろうとは個人的に思う。

僕が育った町は部落差別の対象となる地域が幾分か占めてたので、小学校のときから、
差別の歴史は徹底的に叩き込まれた。
当然、石川さんも授業で取り上げられ、当時獄中の彼にクラス全員、手紙を書いたもんだ。
学校指定の教科書を使わないで、教師たちが自分たちで刷った藁半紙の教科書で
授業を行った。
今振り返ると、教育のやり方として幾分過度な面も否めないが、僕らに良い影響を
与えているであろうと信じたい。

部落差別の起因は江戸幕府時代のものだ。未だに引きずってること自体、おかしな話。
狭山事件は約40年前に起こった事件だが、当時より差別はなくなってきてるんだろうか？

石川さんのことがニュースで流れるたびに、小学校の授業が思い出される。