ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

京都洛中の桜の総本山・平野神社

2013年の京都の桜、最後に紹介するのが「平野神社」です。

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京都の洛中に位置するこの神社、京都の風景撮影を専門とされるプロカメラマン、水野克比古氏がある雑誌にて洛中での桜の名所として紹介していたので、初めて今回行ってみた次第です。
半信半疑だったのですが、この神社は間違いなく京都でも屈指の桜の名所です。

遠方から桜めぐりで京都に来られる際は是非この神社のことはアタマに置いておいたほうがいいです。
今年なんかは関東とかでえらい開花が早かったように、開花時期なんてのはその直前の冬からの気候によって早い場合と遅い場合とで大きなズレがあります。まぁ三週間以上はあるでしょう。
事前に宿や飛行機などを予約している場合、桜の開花時期がずれたからといって簡単に変更もできず、なかなか難しいものがあります。
・・が、もし時期(この時期とは一般的にソメイヨシノの開花時期ということになる)がずれてしまった場合は特にこの平野神社に行ってみたほうがいいと思われます。

この神社にはなんと50種類もの桜があって、それらの開花時期は当然種類が異なるのでそれぞれ微妙にずれてるわけで、境内の桜では1ヶ月以上もの長期に渡って何かしらが咲いているらしいです。
「行ってみたら全部散ってた」もしくは「まだ全部つぼみだった」という可能性がないという面で観光するにはうってつけです。

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この神社にあるものが原木という珍種の桜も多い。

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「寝覚(ねざめ)」という桜。葉が芽吹くと同時に桜も開花するのが特徴。

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「大内山」。

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拝殿。三十六歌仙の絵(海北友雪画・近衛基煕書)があります。奥にあるのが本殿。

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紅枝垂れ。

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「衣笠」。

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「平野妹背(いもせ)」というこの神社の名を冠したこれまた珍しい桜はまだツボミでした。

さて、ワタシが一番気に入った桜は次の「胡蝶」という桜です。

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この胡蝶という桜も葉がついた状態で咲いています。花と葉が同時につく桜って結構多いもんなんですな。大輪の花でありながら、非常に上品に感じました。

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「さくら湯」というものが境内にて100円で振舞われていたのでワタシも頂きました。

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桜の風味が結構しました。

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この撮影から二週間経ってますが神社のサイトによると未だに境内では桜が咲いているようです。
今回ごく一部の桜しか紹介してませんが、様々な桜を鑑賞しに是非行ってみて下さい。