ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

iPhoneの終焉か~iOS6:未だGoogle Mapsはリリースされず(2)

例えば1~2年ほど前、Android携帯が普及しだした頃にそのインターフェイスを実際に触って確認してみましたが、まぁiPhoneには全く歯が立たないレベルでした。
ですが、Androidも今やiPhone並みにパフォーマンスが良くなってきていると思います。(確認はしてませんが)
ハード的には差がないというか、Androidのほうが機能面で優れているところも多々あると聞いてます。
・・が、ここで断っておきたいのはスマートフォンというのはアプリがあってなんぼのもんということです。
スマホと携帯との一番の差というのは「液晶画面の大きさ」とかそんなのではなく、「アプリを追加できる」ということでしょう。
 
・・がAndroidユーザーはこれがわかっていない。
統計によると、Androidユーザーが購入しているアプリは平均で1個程度だという。
これはiPhoneユーザーでは考えられんことです。
iPhoneユーザーの場合は平均で確か10個くらいは購入しているはずで、私に関していえば、これまで何十個購入したかもわからないくらいです。無料のものも含めれば私はこれまで100個以上のアプリをインストールしてきたはずです。(もちろん、半分くらいは削除してますが)
 
・・そう、アプリをドンドンぶちこんでいくことで、自分のスマートフォンがドンドン進化していくわけです。プリインストールされてるアプリだけでできることなどたかが知れてます。
Androidユーザーは「iPhoneと違ってAndroidはホーム画面のガジェットができる」とかよく抜かしてますが、そんなのは微々たる話でどうでもいいこと。木を見て森を見ていない。
 
では、何故にAndroidユーザーはアプリを入れないのか。以下のように考えれます。
 
①胡散臭いアプリが出回りすぎている ⇒iPhoneの場合はアップルが一括管理しているので、変なのは基本的にリリースできない
 
②目的に沿ったアプリが買えない ⇒上記同様、iPhoneの場合は購入先がApp Storeに限られるため、検索がかけやすく、かつランキングやユーザーの評価が反映されやすく、目的のものが購入しやすい
 
③アプリがあらゆる機種に対応できない ⇒AndroidはOSのバージョンアップが限られていて、各々の機種によりOSのバージョンがバラバラ。アプリ開発側が対応させるのがめんどくさく、開発しづらい
 
③はちょっと実際はどうだが把握しておりませんが、やはり②が大きいのかもしれません。ハードでAndroidiPhoneの差がない今、このアプリという重要なファクターにおいてiPhoneは未だ利点があると思います。
 
・・で、話が長くなりましたが、今回のGoogle Mapsの排除ですわ。
 
地図のアプリというのは最も重要なアプリのひとつであり、特にマップの場合はいろんな他のアプリが連携しているわけです。マップアプリがダメだとこれらも「クソアプリ」と化します。
それぞれの企業戦略があるんで、プリインストールからグーグルのアプリを外して、自前のアプリを入れるのは問題ありません。「グーグル以上のマップアプリを投入する!」という意気込みもいいんですが、今回のようにあまりにポンコツなアプリを入れられた場合に我々ユーザー側に対処法があるかないかで大違いです。
アップルが一括管理しているという点がこれまで長所だったわけですが、今回のように世界で最も優れたマップアプリを排除し、世界で最もポンコツなマップを強制的に利用させられるとなると話は別です。
 
アップル信者はどうかしらんが、私みたいに別にりんご自体に特別な思い入れも何もない人間はこんなポンコツはまっぴらゴメンですわ。大概のユーザーはそうでしょう。
現に今回のドタバタを待たずして、日本ほどブランドに拘らない海外では思った以上にAndroid携帯に流れていってます。
NHKや大手紙はじめ、大々的にiPhone5の発売日を取り上げてましたが、騙されて買ってしまった人たちはクソマップを見てさぞかし仰天していることでしょう。4Sの私と違って彼らに回避方法はありません。
 
アップルはかつて、他社に先駆けてMac OSという優れたGUIグラフィカルユーザーインターフェース)を開発しました。言わずもがな、世界を制覇したウィンドウズなんてのはこれの単なるパクリです。
またも傲慢な経営をやってると、「他社に先駆けてiOSという優れたものを開発した」にも関わらず、あっという間に他のOSに市場を奪われる事になりかねませんわな。
 
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2chでは一部で「ラiPhone」と揶揄されてます。