ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

雨の又兵衛桜(2)

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(04/18/2011 17:58)
 
薄暗くなっていく中、風を伴う強雨です。雨は覚悟してましたが、残念ながら「風雨」となると、傘をさして撮影できるレベルではありませんわ。レンズは速攻雫まみれになり、カメラもずぶ濡れです。
 
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ここも「さくらまつり」は自粛モード。例年21時までライトアップされている又兵衛桜ですが今回はなし。
逆にそのひっそり感はなかなか撮れないと思われるので強行撮影に至ったわけですが、雨のせいでギャラリーがいないという予想はドンピシャだったものの、我がも撮影できんほどの雨になるとは・・。
 
定点撮影になっていまいますが、この屋根付きのベンチ(上の写真)からのみしか撮影は無理です。
この風雨でしかも暗くなってくると、撮影者は殆ど皆無だったのですが、2組のグループだけこのベンチにて遭遇しました。
何れも機材からして本格派のアマチュアカメラマン(半場プロ)です。
 
特に1組目の滋賀県から来たグループの「師匠」は写真集を出しているほどなんだそうです。
弟子たち(あくまでその方たちは友人です)に撮影方法を教えていましたが、私にも「兄ちゃん、F20くらいにしたら露出12~3秒くらいになるやろ?一回それで撮ってみ。おもろい絵になるで」と教示。
 
その指示で撮ったものが下の写真。
 
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ISO-100 F20 13秒 -1.0
 
なるほど、風に豪快にゆれる枝垂桜のようすが捉えられるということですな。
ワタクシ、この枝のブレをなくすことばかり考えて撮影しとりました。
 
弟子が去り際に「この人は『滋賀の前田さん』や。兄ちゃん、覚えとき」という言葉を残して去っていきました。
 
イメージ 4
(18:38)
次にやってきたグループもベンチからの撮影を試みてましたが、やはり暗くなりすぎで相当厳しかったようです。
私にハイチュウを1個くれて、そそくさと去って行きました。
 
何れのグループも車での移動なのでそのままブーーンと帰っちゃうだけですが、暗闇にポツンと残されたワタクシは暗い道のりを遠いバス停まで歩いて帰らなければなりません。
「宝塚から電車とバスで来た」というとその滋賀の方たちは驚いてましたが、24時間前に東北に居たことを言うともっと驚いてたでしょうな。(いいませんでしたけどw)
 
来年もここには訪れる予定です。
 
イメージ 5
 
おわり