ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

ビットコイン大暴落前夜

マカフィーっていうセキュリティソフトの会社名を聞いたことがあるかもしれませんが、そこの創業者は今月6月中にビットコインが1万5000ドルになると先月予想しておりました。

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McAfee創業者のおっさんのツイートより

今は(2018/06/14現在)は6500ドルを割ってる状態でして更に下落中。
こういうポンコツオヤジよりはマシではあるものの、私の予測もイマイチあたっておりません。
今年冒頭に2018年はビットコインを始め全ての仮想通貨が大暴落するとこのブログで予測しましたが、私の想定よりもなかなかしぶとく踏ん張っております。

・・が、やっとこの仮想通貨ってやつに対してなかなか新たなカモがついてこないことに仮想通貨信者たちは気づき始めたようです。なんせねずみ講みたいなもんで新たな買い手が出てこない限り、既に購入してる連中は儲かりません。
世間の大半はこんな使い物にならない通貨などに興味はなく、グーグルの検索数なんかでも昨年より激減しております。
資金を持ってる連中が一気に買いを入れることで大暴投を演出し、それに弱小信者が飛びつくというパターンが崩壊しつつあります。

この仮想通貨、使い物にならないばかりか世界に悪影響ばかり与えております。
ビットコインではマイニング(採掘)と呼ばれるものが行われていて、その報酬であるビットコイン欲しさにマイナー(採掘者)たちがハイスペックのマシンを年がら年中可動させとるわけですが、その電力消費量は世界で必要とする電力量の0.5%を超えていると言われてます。これはアルゼンチンの電力消費量に匹敵するものでして、その消費量は現在も増え続けております。
役立たずの通貨にそんな膨大な電力を使うなど全くエコに反しているものでして、日本でも最近ではGMOなど上場会社なんかも乗り出しております。

しかも何よりひどいのが仮想通貨で犯罪者連中がボロ儲けしている件です。
コインチェックで500億円に相当する仮想通貨が盗まれたのは誰しもご存知でしょうが、先日韓国の取引所がハッキングされたのをはじめ、毎週のように世界各地で犯罪者により仮想通貨が盗まれてます。

南アフリカでは誘拐事件の身代金で犯人はビットコインを要求してきました。
黒澤明の映画「天国と地獄」のように身代金の受け渡しが犯人側の最大のネックなわけですが、仮想通貨ってのが犯罪者にとって都合のいいツールであり、「ザル」であるならば、今後も世界中でこのような事件が多発するでしょうな。

未だにマトモに何かの仮想通貨が利用されてるなんてな話も殆どなく、本当にろくでもない代物です。
McAfee創業者のおっさんのような信者が仮想通貨に疑問を持ち始めたときには既に大暴落となってるでしょう。

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現在(2018/06/14)のビットコインのレートは約6300ドル(約70万円)でして、年初来安値の6000ドルを割ったとき、大暴落が始まる可能性大です。
専門家の話ではマイニング業者が利益を得るには6500ドル以上である必要があるとの話も。