ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

マウント・ゴックス破綻から3年~ビットコインが1200ドル最高値更新

東京にあったビットコイン最大の取引所マウント・ゴックス(Mt.Gox)が破綻してから約3年が経過しました。
あの事件以降、特に日本なんかでは「やっぱりビットコインってな仮想通貨とやらは胡散臭い」というイメージが植え付けられましたが、世間一般でどれだけ把握されているか知りませんが、2015年後半からは激しい上下を繰り返しながらもビットコインの価値は上がり続けております。

そしてとうとう昨日は1ビット=1200ドル突破の史上最高値を更新しました。

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昨年のあたまは400ドルほどだったのでたった1年で3倍に暴騰しております。
ビットコインの昨年の取引高はその8~9割が中国国内でして、その理由ってのは自国通貨「元」に対する不信感です。
元の価値は対ドルでドンドン下がりはじめておりまして、中国政府が買い支えしていると言われています。
その回避策として中国の金持ち連中はせっせとビットコインに走っとるわけです。

・・・が、ビットコインの価値が度々急落するタイミングがありますが、つい1~2週間前も中国政府が国内の取引所に規制を加えるニュースなんかがありまして、一瞬急落しております。
これらの規制により中国での取引高は現在激減しているようです。

今回の1200ドル超えの要因は米規制当局がビットコインの価格を反映する上場投資信託ETF)を初めて認可するとの思惑かららしいですが、今年に入ってからのビットコイン上昇の牽引役は中国や米国ではありません。
大幅に取引高が減った中国に変わって台頭してきたのは何を隠そう日本です。

2月15日の中国メディアの澎湃新聞によると、2月12日の日本におけるビットコインの取引高が全世界の48.27%を占め、中国の21.86%を倍以上上回る状態になったとのこと。
日本国内におけるビットコインの状況がこの1年で激変しつつあります。



ビットコイン・・というかその中核技術であるブロックチェーンが近い将来起こすであろう「革命」について、今後クソシロウトの私が随時取り上げていきますw