三田市・だんじり激突で女性が死亡
５日午後４時半ごろ、兵庫県三田市天神３丁目の三田天満神社で、秋祭りのだんじりが境内の手水舎（ちょうずや）にぶつかり、屋根が崩れた。三田署によると、屋根の下敷きになるなどして４０代の女性が死亡し、女児（５）と男児（７）をふくむ１０人ほどがけがをしている。だんじりは地元を巡行した後、宮入りし、境内を練り回していたところだった。見学者が事故に巻き込まれたとみられる。
三田市消防本部によると、「建物が倒れて下敷きになった人が多数いる」と、複数の１１９番通報が寄せられたという。
2014年10月5日19時05分 朝日新聞
上の動画の冒頭、真ん中らへんに手水舎が映ってますが、それが崩れたようです。
現場は私がよく撮影している場所からそう遠くない場所の神社です。
マスコミはここ最近、例えば岸和田のだんじり祭りを全国ニュースに流したりしてますが、正直こういう類の荒々しい死者が出るような祭りをもてはやすような報道には個人的には相当疑問を持っております。
神事ってのは基本的にもっと粛々と行うものではないですかね？
こういう祭りをやってる人らは「地域の伝統を守っている、受け継いでいる」という意図を主張するでしょうが、まぁ私からしたら「目立ちたい」「騒ぎたい」ってのがまず有りきとしか思えませんが、どうでしょうか。そういうのが祭りといえばそうかもしれません。
しかし、伝統を守るために死亡事故を起こすことはやむを得ないんでしょうか？
死者を出すようなイベントが本当に神事なんでしょうか？
ゆっくり練り歩くことに何か問題があるんでしょうか？
こういう祭りをやってる地域でも100％の人間が荒々しいイベントを歓迎しているわけではないはず。厳かに行うならまだしも、必要以上の破天荒な行為をするその様子は否定的な人たちへの配慮はまず感じられない。
※別に三田の祭りを指しているわけではない
騒いでる当事者の男たちのみならず、ギャラリーの女たちも「だんじりが私の一年の中で最大のイベント」とばかり豪語する者がいるが全く理解できんし、私なんかはそういう発言に思いっきし引いてしまいますわ。
まぁ自己責任で勝手にその地域でやってるのであって、外野に余計なことは言われたくないと言われればそれまでですが、とりあえずこういう祭りを「かっこいい」「勇ましい」かの如くイチイチ報道するのは早々にやめてもらいたい。マスコミに踊らされた外野の者が命を落とすことになりかねん。
どうやって、亡くなった女性に対して償いをするんでしょうか？
亡くなった女性も祭りの参加者の一部であって「自己責任」で片付けられるんでしょうか？
全く理解できんシステム、行事ですわ。
