高速バス事故とこのブログで能書きを垂れる意味

もう本年も間もなく終わりゆえ、今年のこのブログの一番大きな出来事を話したい。

 

ワタクシの場合、実生活が無味乾燥でして、大してオモロイこともありません。かと言って、確かに貧乏生活ではあるものの、さしてカネを使うこともないんで特に不満もなく、更に人間関係のゴタゴタは全てにおいて、その場で大声で周知させ、且つ問題化させているのでストレスもなく、わざわざブログでグチるようなネタもないわけです。

 

我がの悲惨な実生活については自業自得で不平不満を語る気はサラサラないものの、世の不条理というものについては語る欲求を抑えることができない。周辺の人間に長々と語る場合もありますが、それでは収まらず、ネット上・・・一昔前はYouTubeでしたが、今はこのブログ上で意見をぶちまけたいわけです。

 

まぁそれってのは単なる掃溜めの記事みたいなもんなわけですが、今年はちょっと驚くことがありました。

例の高速道路での高速バスの事故の時です。

 

あの事故の直後、急に訪問者が増えだした。といっても、1000～2000人程度でヤフーがどっかにリンクしたにしては勢いがない。コメントが入ってわかったのは例の巨大掲示板からの閲覧者やったんです。

誰かが5年前の記事のアドレスを掲示板に貼ったらしい。

 

その5年前の記事ってのはNHKスペシャルが取り上げたウィラー・トラベルが下請けのバス会社をこき使うドキュメントの記事。

その番組内容のえげつなさに驚いて記事にしたのですが、今のええかげんな規制緩和の下では大きなバスの事故はまた起こりえると誰もが思うその番組内容をただ単に書いただけの記事です。

 

もちろん、そのNスペを見てもらうのが一番手っ取り早いわけですが、NHKのどっかのアーカイブか、又はどっかの動画サイトで現在も見れるかもしれないものの、基本的になかなか5年も経ったドキュメントを再び目にするのはむずかしい。

しかも、NHKすら既にこのドキュメントのことをホームページから削除してまして、結局はネット上で残ってるのはこのブログで書いてるようなシロウトの記事くらいなもんになるわけです。

 

さて、あの番組の放送から5年を経てウィラー・トラベルは現在も更に大きくなって経営されとるわけですが、今回のバスの事故を受けて、「ウィラー・トラベル」で検索をかけてみた。

すると、ウィラー関連のHPと楽天のウィラーのページの次に検索結果ではじき出されるのが、なんとこのブログの「Nスペ」の記事なんですわ！

 

自分の怒りのはけ口として書いた・・というのと同時に、そのNスペを見なかった方に「高速バスの恐ろしさ，経営のずさんさ」を知ってもらおうと記事にしたわけですが、まさかここまでの発信力があるとは想定外で、記事の内容を読み返して、あまりに下品な表現（「バカ」とかｗ）については修正した次第です。

 

改めて、ブログなんかのネット上で意見を述べるということの思った以上の力を知ったとともに、それに伴う責任もあるということも思い知らされた次第ですが、来年は更に世の中に対する愚痴を加速させる所存にございます。