ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

紀勢本線のノスタルジー

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今回のはホンマに一人旅ですわ。今までの一人旅シリーズは名前だけで、殆ど日帰り、泊まりがけでも現地で誰かに会ったりしてましたが、今回はそういうのは一切なしです。

熊野市は母方の田舎でして、三重県と和歌山の県境に位置する海と山に囲まれたいいかんじの街です。

ばあちゃんが死んでからは滅多にいかなくなり、行ったとしても成人してからは知人や弟の車で行くことが多くなりました。

なんせ、伊勢方面を経由して紀伊半島を降りてくるか、または大阪から和歌山を経て紀伊半島を海岸線沿いに走るかそのコースしか在来線は
ないんで、4~6時間ほどかかるんですわ!
(車だと大阪から奈良の山を超えて4時間もかからない)

伊勢方面経由の近鉄で行くと4時間ほどで着くようですが、今日は敢えて遠回りの紀伊半島沿いを走る紀伊本線をつかいます。
なんせ、この「くろしお号」はホンマ海岸のすぐそばを走るんで、車窓がめちゃいいんですなぁ。

小3の夏休み、初めて弟と2人でこの紀伊本線の夜行でばあちゃんちに行く事になってたんですが、ちょうどその時にアル中(?)のオヤジが酒がらみかなんかで会社をクビになり、家の雰囲気は最悪で遂に離婚か!?という状態。

そのえらい状態で家を2週間ほど離れるってのは、当時めちゃ神経質だったワシはホンマ着が気がき気でなく、心臓が潰れそうな状態で天王寺駅で見送るオカンを後にドンコで行った事をを思い出します。

まぁ最近は4組に1組だか離婚するみたいですが、それなりの分別がある子が既に二人の間にいた場合、その子のストレスや如何ほどかと思いますわ。ホンマ気の毒極まりない。(当然、子どもの
性格にもよるが。うちの弟なんて親が喧嘩してようがなんだろうがフツーにしてたw)

さて、その過酷な地形から未だ単線の紀伊本線、昔とかわらず長時間車内で過ごさないといけないわけですが、昔と違って今やこうやってネットはできるは、限られたカセットテープを繰り返し聴かんでも大量の音楽を聴けるはで(まぁ何れもiPhoneの機能ですけどw)、つくづく隔世の感があります。

さてさて、ワシの体力勝負の旅はこれからですわ。
熊野市駅は1時過ぎに到着予定、
そっからすぐさまレンタチャリで山を登ります!

しかし車内アナウンスの前にかかるオルゴールの音も懐かしいわぁ(T . T)