ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

桜の名所・円山公園で場所を売るヤクザ売店

さて、昨日円山公園の記事を書いたが、たまたま先週、大阪ローカル「ムーブ!」で円山公園に関する疑問が視聴者から寄せられてそれが取り上げられていた。

以下のような内容。

花見の名所、円山公園で昔から場所取りができないスペースがあり、しかもそこを売っている人たちがいます。
公園は京都市の管理でみんなのもののはず・・。
京都市はこの行為を認めているのでしょうか?


というもの。

この視聴者によると20年前には既にそのようなスペースの売買が行われていたとのこと。

ムーブが現地の取材をしたところ、売店がござを有料で貸して、その「有料席」のスペースの使用を許可するらしい。
このヤクザ売店は取材時に5軒あったらしいが、ござ1畳あたり700~1000円で貸すらしく、150畳ほどのスペースをもつ売店となると、たった1日で15万円丸儲け。

業者にインタビューすると「京都市から許可証をもらってる」というので、つづけて京都市を取材。
確かに占用面積×日数×115円の使用料を京都市に払うことで許可していることがわかったのだが、業者が申請している面積はあくまで売店部分のみ。広大な場所取り部分は含まれていないのが発覚。
そこを取材班が突っ込むと、京都市側は「ビニールシートの場所とり部分は把握してなかった」という。

何十年も毎年このヤクザどもがやってるのに知らないというのだ。

しかも、上記の占用面積の金を払うと誰でもこの売店を出すことができるのかといえば、昔からの業者しかできない。都市公園法とうものが制定する前から営業している業者のみを許可しており、新規参入はお断りなんだそうな。

昔ながらのヤクザどもは濡れ手に粟のやりたい放題で金を稼ぎ、それを黙殺する行政。

大阪や奈良、そして京都、これらでは同和利権などで散々見受けられてきたパターン。
行政側が黙って見過ごす理由もわからんでもないが、ホンマこういうヤクザ(別に暴力団とは言っていない)どもにやりたい放題やらせていいんだろうか??

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円山公園の枝垂桜