ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

アニメ史上最高のエンディング~銀河鉄道999

今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る
今、万感の想いを込めて汽車がゆく
ひとつの旅はおわり、また新しい旅立ちが始まる

さらば メーテル
さらば 銀河鉄道999

さらば 少年の日・・・



FM番組「ジェット・ストリーム」などで有名だった城達也(故人)の素晴らしいナレーションで締めくくられるこの銀河鉄道999のエンディング、これ以上のものはないでしょう。
999を、メーテルを追いかける鉄郎、そしてメトロポリスの夕日の中、999を見届ける鉄郎の後姿・・・
何れの場面も完璧ですが、それで終わりと思いきや、ゴダイゴの名曲がかかり、アングルが鉄郎の後ろから前に回り、サイドから鼻をすする鉄郎を映し出す。
そしてスタッフロールを流すときの線路を歩く鉄郎・・・

79年の映画ですが、小学生だった僕はこの監督(りんたろう)は天才かと思いました。

ガンダムなんかもそうですが、最後のスタッフロールのときにもっと意味ある映像を流していいと思うんですけど、アメリカ映画とかはそういう工夫が皆無ですなぁ。

終わりよければすべてよし。
この腰を抜かしそうなエンディングがあるからこそ、「999はすごい」というイメージが未だ拭いきれません。

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