うんこができる小学校

先日、テレビ番組「まさかのミステリー」ってやつで、うんこができる小学校ってのをやってました。

女性はご存知かしりませんが、小学生男子ってのはまず学校でうんこに行くことはありません。
うんこに行くことがばれると周りから嘲笑の対象となってしまい、明らかに自分の置かれる立場が凋落するからです。･･というより何より、うんこしてる最中に扉の向こうから何をされるかわかったもんじゃありません。
・・じゃあ、うんこしたくなった場合はどうしてるのか？？
もちろん、我慢するのみです。
ガキンチョの世界というものは怖いものです。

・・が山梨学院大付属小学校の男子生徒は誰もが我慢せずにうんこをしている。それは何故か？

との問題。僕はこれは見すごすわけにはいかんと釘付けになりました。

小学校の６年間、全部で何日通ってたことになるんでしょうか？恐らく僕の頃なんかは週６日みっちりあったわけで、1400日前後はあったんじゃないでしょうか？
その中で僕がうんこに行ったのは恐らくわずか３回ほどです。
学校でうんこしたくなったらホンマ地獄でした。
その日の最後の授業が終わるのを待ち焦がれて、ケツを抑えながら家まで小走りで帰ったことも鮮明に記憶として残っています。
弟なんかは小学校からうちまでが僅か100ｍと比較的近いこともあって、休み時間に家まで帰ってきたこともあったとか。

僕が6年の時には「うんこ事件」も勃発。
ある日、とある下級生数人が便所に行くと「大」の扉が一つ閉まっていた。・・ということは誰かが中でうんこしてることになります。
「おらぁ～～誰がはいっとんねん！」「出てこんかい、こらぁ～」
現場を僕が見たわけではないので、よぉわからんのですが、ドアなどをボンボン蹴ったり、下手したら上から水なんかも掛けた可能性もあります。
しばらく悪さをしていると、
カチャリ・・・と扉が開きました。
中から出てきたのは僕のクラスメイトの西中くん。
西中くんは長身のめちゃ喧嘩っ早いお子様。サッカーがお得意の彼はボールを蹴らずに人間を蹴ることもしばしば。
怒り狂った西中くんは・・・・ご想像どおり、便所は惨劇に。

下級生をボコボコにした西中くんのことを問題視して、学級会が開かれました。
「西中くんの気持ちはわかりますがぁ、暴力はいけないと思います！」
などと、ありきたりな意見をクラス全員が述べ、西中くんも何故かクラスに謝罪。丸一日がそれで潰れました。

それもこれもうんこができないという習慣から起こったもの。
日本全国の小学校ではこのような悪しき習慣が僕の頃より前からあったでしょうし、今現在もそれは続いてるのです。

僕は小学校当時思ったものです。
女の子はええなぁ～。うんこしてるか小便してるか分からなくて・・と。
女子が羨ましいとは思うことは普段なかったのですが、便所に関してだけはホンマに心底羨ましかったです。

クイズの答えはその僕の願望の中にありました。

・・そう、上記の小学校、なぜ男の子が気兼ねなくうんこをしまくってるのかというと、

「便所がすべて個室になってるから」です！！

解答が出るまで僕は答えがわからなかったのですが、僕がずっと思い続けてきたことを実施した小学校がやっと出てきたというわけです！あまりに遅すぎの感もありますが。
うんこの我慢は当然、健康上最悪です。現在このような小学校はわずか3校との話。
一刻も早く全国に広めるべきです。
今日も明日もその先もうんこを我慢し続けてるであろう小学生男子のために！！