廃線跡をゆく(7)
13:55
温泉橋より川の上流向きに撮影。
曇りがちの天気でしたが、やはり日差しが当たったときの紅葉がきれいなので、日が差すのを待ち構えて撮影。
前方の赤い鉄橋を電車がはしってますが、あれが現在のJR福知山線です。
13:59
温泉橋より少し歩くと大きな緑色の水道橋が武庫川を渡ってます。
あれは「神戸水道」と呼ばれるものです。
明治時代に爆発的に水道利用の家庭が増えた神戸は武庫川支流の千刈川を貯水池としてそこから水を引っ張ることを計画。1914~21年、26~31年に施工され、総延長12kmにも及ぶ長い隧道を掘削。
隧道は高さ1.8mの馬蹄形で、内部には水圧による破損、漏水を防止するためのコンクリート巻立てと防水工事が施されたのだそう。
この工事においても発破により、多数の朝鮮の方が怪我をしたり亡くなったりしたとのこと。
そのような多大な犠牲の上に、100年近く経った現在も神戸に欠かせない送水管として使われております。
一般の地図にも神戸水道は表記されてます。
この神戸水道はずっと山の中など地中を走ってるので、武庫川を渡る数箇所のみ、その姿が現しております。
そのような多大な犠牲の上に、100年近く経った現在も神戸に欠かせない送水管として使われております。
一般の地図にも神戸水道は表記されてます。
この神戸水道はずっと山の中など地中を走ってるので、武庫川を渡る数箇所のみ、その姿が現しております。
14:14
武田尾駅ホームより、歩いてきた廃線跡に向かって撮影。
いやぁ~はじめのほうの誰もいないトンネルはめちゃ怖くてどうなることかと思いましたが、途中からは手入れのされた「公園」っぽいハイキングコースで人で賑わってていい雰囲気でした。
チロルをたらふく食べてしまい、ダイエットになったかどうかはご想像どおりです。
おわり