[ポンコツ日本人]マスク信仰の情弱っぷり
コロナウイルスでてんやわんや真っ只中の先週末、京都市内や大阪市内で何店かドラッグストアに行ってみましたが、中国人観光客が大量に買い占めてる様子は見かけたものの、それも一因なのかどこも売り切れ状態でした。
ネットでえげつない値段で転売されてることが話題になってます。
上の記事を改めて示すまでもなく、マスクなんてのはウイルス予防に殆ど役に立たんのが分かってない情弱がホンマ昔から日本には多いですな。
そもそも年がら年中、マスクをしてる不気味な奴らがあちらこちら街中にいるのは日本特有の光景ともよく聞きます。50年前、外資系生命保険会社の幹部が来日してこのマスクだらけの光景を見て、「こりゃ商売できる」と思って日本に新規進出したというエピソードもあります。最近は生命保険ってのが如何に無駄な支出なのかやっと日本でも認識されはじめとりますが、どちらもピントのズレた過剰な予防措置ということ点では共通します。
まぁ私なんか成人してから今までの数十年間、マスクなんかトータルで片手で収まるくらいの日数しかしたことないですが、インフルエンザとかかかった記憶がありません。「そりゃお前がそういう体質なんだろ」と言われかねませんが、ある専門家はインフルエンザに全然かかっていない人というのは「それは単なるたまたま」と見解を述べてました。どちらにしろ、医療関係者とかは別にして、普通に生活していて他人のウイルスが混じった飛沫が直接目や鼻、口の中に入るのがどれだけの確率なんだって話です。んで、例えそういう飛沫がかかるからって、そのショボい布切れがそれらをホンマにブロックできてると思います??通過するでしょうよw
「ウイルスをブロックしてる」と信じ込んでる連中はその割にはそのブロックによりウイルスまみれであるだろうはずのマスクをやたら喋るときに顎にずらしたり、また上げたりとずっといじっとるわけですわ。その"毒”を触った手は一体どうなってんねんって話で、ホンマやってることに一貫性がない。防御してくれてウイルスべったりの布切れを一日中一番大事な顔につけてて大丈夫なんでしょか?時間とともに段々とその湿った布切れを通して表から口の方までウイルスが浸透してこないんでしょうか??ウイルス塗れなんだから1時間ごとくらいに取り替えた方がいいのでは??半日もウイルスを顔に覆ってるとか有り得んでしょww
こういう年中マスクをしてるやつに限ってやたら病気で倒れてるのが私の印象ですわ。
通常であれば別にマスクしてる連中は見た目がテロリストかの如くキモいだけで大した害もないので勝手にその信仰をすすめてたらいいわけですが、今回みたいに店中のマスクがなくなるとかなるとそうも言ってられんでしょ。これらポンコツ信仰者のせいでマスクがどうしても必要という職業の人や特有の持病を持っておられる方にとっては切実な問題となってるわけです。
マスクみたいなもんは自分が咳してたり感染していて拡散防止という目的以外はどうでもええシロモノってことをもっと認識せんとあかんでしょうよ。重要なのはあくまで「手」。不特定多数が触るもの、ドアノブや電車の吊り革、階段の手すりなど無闇矢鱈触らず、触った場合は顔を触らない、速やかに手を洗うってのが一番大事な話です。これは私ももちろん最大限気をつけてます。それ故にインフルにかかっていない可能性もあるでしょう。
今回私がドラッグストアを回ったのは、自分が咳をし始めた場合、さすがに今の状況でマスク無しは問題だろうし1つくらい買おうかと思ってのことですが、悲しいかな手に入らずです。
結局ポンコツ信仰者たちは私がゴホゴホ咳をし始めてもマスクをしなくていい理由を作ってくれとるわけです。
「どこもマスク売ってないんで」
まぁ立派な理由ですわw
過剰なマスク信仰は幽霊を信じてるレベルのバカってことを世間はもっと認知せなあきませんわな。
[逗子土砂崩れ]歩道脇にそびえる法面の崩壊
「グローベル逗子の丘」というマンションの足元にある法面のようですが、上が現場付近のストリートビューの画像です。
こんなのが崩壊したら歩道の通行人はひとたまりもありません。
見るからに古臭い法面で明らかに危ない現場とも言えますが、正直、これに似たような所は私の地元の宝塚や神戸、西宮なんかいくらでもあり、全く他人事ではありません。豪雨の後とか歩くのが怖いところも多々あり、そういう場合は慎重に注意しながら歩きますが今日みたいな天気の日にそんな用心はするはずもありません。
亡くなった18歳の女性については心からご冥福を祈るとともに、他に巻き添えになった方が助かることを願ってやみません。
[八坂神社節分祭2020]宮川町舞妓舞踊奉納(とし七菜、とし菜実、君萌、ふく友梨さん)
2月2日の節分祭、引き続き15時からは宮川町歌舞会による舞踊奉納です。
四人の舞妓さんが舞殿へ。
利きみの君萌さん。
堀八重のふく友梨さん。
今回の撮影は位置的にふく友梨さんを中心に。
駒屋のとし七菜さん。
同じく駒屋のとし菜実さん。
宮司によるお払い後に舞を奉納します。
続いては皆さんによる豆撒きですが駒屋のあの芸妓さんも登場です!
[八坂神社節分祭2020]先斗町舞妓さんの舞踊奉納と弥栄雅楽会舞楽奉納
2月の2日と3日は祇園の八坂神社では節分祭が行われます。
2日は先斗町と宮川町の舞妓さんによる舞踊奉納があるため行ってきました。
最初の先斗町の舞は13時から。
12時半と遅い到着だったため、既にえげつないアマチュアカメラマンたちが。日曜日だったので尚更です。
残念ながらいつものように舞殿正面ではなくガラガラだった後方の角辺りで待つことに。これが大失敗ですw
待っている間に先斗町の舞妓さんらしき方々がちらほら。
13時前、奉納舞踊される先斗町の舞妓さんお二人が舞殿へ。
ご覧のように後方の角のほうの位置だと花街の皆さんと一緒に舞台に上がられる年男年女さんたちが舞台後方で座りはるので舞ってる姿は何も見えんのですわw
何回も撮影に来てるのになんでそれすら分かってないねん!と自分が嫌になりますw
そりゃがら空きのはずですわw
私のそばで同じように待ってた名古屋から京都観光されてた高齢女性もガッカリです。まぁ彼女はそのあと強引に前方へ移動して行きましたけどw
舞ってる最中の舞妓さん。今回敢えてお名前は把握してません。ここでヘタにお名前を書いても検索で来られた方に気の毒な写真なのでw
舞妓さんを撮影中のギャラリーの皆さん。
暇なのでこんなのを撮るしかないw
そして豆撒きです。
豆撒きが終わり舞台を降りられる舞妓さんたち。
さて、あまりにもひどい場所なので舞台前方へ移動です。途中からの移動なので当然場所はあんまりです。
私の近くでは一人で何時間も待って撮影されてる30代くらいの中国系観光客の女性が。台湾の方かもしれません。
こういう猛者はたまに見かけるんですが日本の伝統に興味を持ってもらえるのはうれしい限りです。
続いて豆撒き。
そして15時になるのをまた待ちます。
15時、宮川町の皆さんが舞台へ。まずは地方(じかた)の皆さんが。
続いて立ち方の皆さん。置屋でいうと利きみ、堀八重、駒屋からの4人の舞妓さんです。
続きます。
[昭和の歌姫]ちあきなおみの最新アルバム「微吟」と「紅い花」
2019年の春にリリースされたベスト盤「微吟」ですが、こんなベスト盤が出ていたとは露知らず、先日Amazonで見つけて即刻購入しました。
ちあきなおみは活動時、レコード会社を数回変えていってるのでなかなか適当なベスト盤がなかったんですわ。因みにちあきなおみの楽曲はiTunesなどではリリースされてません。CDを買うしかないんです。
このベスト盤ですが、私は有名曲しか知らんので選曲がベストかどうかは分かりませんが通の人たちのレビューがいいので恐らくいいんでしょう。ジャケットもピンクが基調でいい感じです。
「微吟」とは「小さな声で、口ずさむように詩歌を吟ずること」を言うらしいのですが、確かにちあきなおみは喉をフルに使って大声量で歌うタイプとは程遠い。
叙情歌こそ彼女の魅力が発揮できる楽曲といえるでしょう。
正直なところちあきなおみがまだ活動していた時、私はその歌の良さなどさっぱり分かってませんでした。邦楽をあまり聴かない私でも「喝采」くらいは知ってましたが、コロッケなんかのモノマネネタのイメージが強すぎてレコード大賞を取ってたことすら知ったのはだいぶ後の話です。そしてちあきなおみとして強烈なイメージがあったのは90年前後のキンチョーのテレビCMで美川憲一との「もっと端っこ歩きなさいよ」。歌手というよりなんか面白いそうなおばさんって感じでした。
その余計なイメージが払拭されたのが彼女が活動休止してからだいぶ経ってCMに使用された「星影の小径」「黄昏ビギン」でして、私と同じような人も多いはず。
このベスト盤に収録されている曲の数々はほんとバラエティに富んでいて、一人芝居風の「ねえあんた」、メインは叙情歌でありながら、曲の途中で昔のレコード風にモノラルのタンゴに数回切り替わる面白い演出の洋楽カバー「すり切れたレコード」、そして演歌では「矢切の渡し」も。これについてはエピソードがウィキに書いてました。
元々はこの曲はシングルB面曲だったんですが、梅沢富美男が舞台で取り上げたことで注目されて再リリースすることに。しかし当時ちあきは別のレコード会社に移ってたことなどの理由で細川たかしが同曲をカバーしてリリースすることが決まり、そのタイミングでちあき版は廃盤となったそうです。細川たかし版はミリオンを記録してその年のレコード大賞も獲得したわけですが、有線ではずっと廃盤になったちあき版が1位だったとのこと。細川版とちあき版、それについて同曲作曲者の船村徹の興味深いコメントです。
「なるほどねえ、いいところに目をつけるなと思ったよ。ただ、歌っている姿がおよそ見当もつかない。美声ではあるが細川君の歌い方は一本調子な感じで、ちあき君は観賞用‥細部まできっちりと聴かせる歌だから。正直に言うと細川盤は、楽曲の難しい部分を省略しているので『何だ、これならオレにも歌える』と世間に思わせる歌い方でしたね」
92年に最愛の夫を亡くしてから事実上の活動休止となるちあきなおみですが、彼女の楽曲は「喝采」をあげるまでもなく、最愛の人を失ったことを歌う曲が多く、実際にその立場になってしまって歌えなくなったということもあるのかもしれません。
それにしてもこないに時代を超越して愛されるアーティストは日本では稀有な存在でしょう。
そしてこの人は収録された歌もいいですが生歌が本当に素晴らしい。
最後にYouTubeで上がってた生歌の「紅い花」をリンク付しておきます。
もちろん、「微吟」にも収録されてます。因みにこのベストアルバムですが2019年のレコード大賞で企画賞を獲ったとのことです。