京都八瀬・新緑の瑠璃光院(2)
(1)からの続きです。
瑠璃光院は勿論お寺さんなわけですが、左側にちょっと写っておりますが普通に住職の方たち数人が読経をされている背後すれすれを私たち拝観者が横切って移動しますw
でかい荷物や三脚とカメラをぶら下げた私なんかがこういうとこを通るのはさすがに場違いな感じで気が引けます。
何か大きな音をたてたら迷惑なので慎重に忍び足で通り過ぎましたw
一般の観光目的の拝観者とこういうちゃんとした宗教活動をしている場がこないにクロスしている寺社はあんまり見たことがないのでちょっと新鮮です。
一階の書院から望む「瑠璃の庭」です。
前方に座布団が置いてあって仕切りがありますが、そのエリアはお抹茶席です。
別途600円払うとお抹茶が出てエリア内で嗜むわけですが、2000円払った上にさらに600円払うなど私には到底無理ですw
リッチなオバサン二人がこのお抹茶席におられたわけですが、この二人が延々ぺちゃくちゃ喋ってて全く動こうとしない。
カメラを持った人たちが数人後ろで静かに待機しているわけですが、それを知ってか知らずか(知らんわけないがw)ずっとしゃべり続ける。私がカメラを持ってこのオバサンたちの周辺をウロウロするも微動だにしない。
600円払っている人間の特権意識か??ww
しゃーなしにこの人たちを抜いたアングルのイマイチの構図で撮るしかありません。
オバサンたちは何も悪くはないし、落ち度もない。
苔の絨毯にて弧を描いた細い溝が岩のほうから延びていまして、水が僅かに流れています。
気象条件が整うと瑠璃色に輝くという泉石。
オバサンの話が止まらんのでこの部屋での撮影はこれにて断念w
今回の撮影メインの二階へ。
ちゃんと写経されている方も。
私は時間がないため割愛して撮影に専念します。
ここが書院の二階です。
「瑠璃の庭」が見下ろせます。
何故ここが撮影のメインなのか。
それは中央に置かれている写経用と思われる机にあります。
アマチュアカメラマンたちはこの机が撮りたいので、写経が目的の方たちも遠慮してこの机は使っていませんw
この机は角度を変えて見ると・・
机に紅葉の緑が映り込むのです!
「床もみじ」というのはよく聞きますが、ここは「机もみじ」ですw
これ、普通の事務の机とかにもありがちな机の上に厚めのビニールを敷いてるだけなんですけどねw
要はビニールの下に写経の見本となる紙を挟んでいるんですな。
このビニールに紅葉が反射しているだけなんで、紅葉がある寺ならどこでも真似しようと思えばいくらでも真似できますw
(ただ、瑠璃光院は別にこの机をアピールとかは一切しておりません。アマチュアカメラマンたちが勝手にこの机を気に入ってるだけですw)
でもここは床の部分もピカピカで「床もみじ」にもなってますね。
瑠璃光院は基本的に新緑と秋の紅葉のシーズンのみ公開されているようです。
但し、それも必ずというわけでもないようで例えば去年の新緑のシーズンは公開されなかったのだそう。
拝観の際は事前にHPにて確認してから行くようにしてください。
いやぁ~ここでの撮影、めちゃ楽しませてもらいました。
(2016/05/07)