ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

手掌多汗症・手術副作用で提訴と「ねちゃ手」

先日、以下のようなニュースが流れとりましたな。

手掌多汗症:手術後、副作用で他部位から異常発汗 衣服ぐっしょり、病院提訴6件に
http://mainichi.jp/select/science/news/20090417dde041040037000c.html

思い出されるのが約20年前、ラジオ大阪「ぬかるみの世界」で笑福亭鶴瓶(落語家)と新野新構成作家)が交わしていた以下のような会話。どっからその話になったのかは覚えてないが。
新野「ちょっと、君、手のひら出してみ」
つるべ「うん」

つるべの手をとる新野新

新野「ひぃぃぃぃぃ!!」
つるべ「な、なんやねん!」
新野「うわぁぁ~~~君なにこの手!!」

奇声をあげながら大笑いする新野新

つるべ「なんやねんな!」
新野新「君、めちゃねちゃ手やん。うわぁぁ~~」
つるべ「なんやねん、『ねちゃ手』ってのは!!」

またつるべの手をとる新野新

新野新「ひぃぃぃぃ~~!!!」
つるべ「やかましわ!」

イメージ 1
新野新

この放送を聴いて以来、私も「ねちゃ手」という言葉を多々使っておりますが、当然ねちゃねちゃに汗がにじんでる手のことですわ。

ワタクシも何を隠そうどちらかというとねちゃ手で、冬でも殆ど手袋いらず。
小学校の時とかのフォークダンスでは女の子と手をつなぐのがホンマ嫌やったという思い出があります。

まぁ汗がしたたり落ちるほどの重度のねちゃ手でもないんですが、オトコであるワタクシですらこのねちゃ手が嫌なんで、女性やと尚更でしょうな。冷え性などに悩む女性が多い中、「女性の手は冷たい手」って固定観念があるんで(ワシだけか?)、オトコのほうも女性と手をつないだ際に相手がねちゃ手やと新野新並みにビックリするかもしれません。
手術を受ける女性の心境も理解できます。

ねちゃ手は今は別にそれほど悩んでないんですが、私の場合は体全体が「多汗症」なんで、これは未だ悩みの種です。
体中から四六時中熱気が出ているんで、別にブタでもないのに冬に車に乗ると急に曇ったりもします。
「人間加湿器」状態です。

なにが困るって、散髪の時。
首にタオルを巻きつけられた上にシーツ(?)を体全体に被せられるんで、我がの熱気がそのシーツ内で篭もるわけです。
ちゃりんこで移動するワタクシは、店に客がおらずそのまま来店とともに散髪を始められると、運動後の熱の放出で更に熱気がシーツ内に篭もり、「汗をダラダラかいたらめちゃ散髪屋のおっちゃんに悪いし、なんかワシめっちゃかっこわるいやん・・」なんて思うとそのプレッシャーで更に汗が噴出し、頭から水を被ったような状態になることもしばしばです。

多汗症の本によると、顔から上の汗は実は上半身を締め付けると止まるらしく、着物姿の女性などは夏なんか大変のように思いますが、実は上半身を締め付けられる状態になるので、顔にはあまり汗をかかないいようになってるんだそうな。
あと、乳首をつまめば顔の汗はひくとかってのをなんかで読んだんで、散髪している最中はシーツの下はわからん状態なので、こっそりつまんでみたり、更に「北極の極寒状態」を思い浮かべたりもしますが、あまり効果もなく・・・。

まぁ冷え性ってのも大変なんでしょうけど、ホンマ多汗症はかっちょ悪いし大変ですわ。
ネットで検索したところ、「ねちゃ手」はまだあんま一般的な単語にはなってないようですな。

そして多汗症の人間にとってはまた嫌な季節がやってきました。