地震から逃れられない国(6)
(5)のつづき
あの阪神高速道路の600mに渡って倒壊した箇所以外にも、至るところで高速道路は座屈などの被害が出ていた。
実際は危険なのだが、座屈した橋脚まで行き、その細部も見たり写真を撮ったりしてきた。
それらの写真は当然個人の資料ではないので現在手元にないが、下の写真は他のサイトより拝借したもので、座屈した橋脚の写真とその破断箇所である。
実際は危険なのだが、座屈した橋脚まで行き、その細部も見たり写真を撮ったりしてきた。
それらの写真は当然個人の資料ではないので現在手元にないが、下の写真は他のサイトより拝借したもので、座屈した橋脚の写真とその破断箇所である。
いたるところで上記のような鉄筋むき出しで橋脚が崩壊している光景が見られたのだが、同行していた建築関係の者たちはその鉄筋の破断状態に衝撃を受けていた。
僕はその辺はシロウトなのでさっぱりわからなかったのだが、鉄筋と鉄筋を繋ぐ際はガス圧接という工法が一般的で、その継ぎ手部分は通常の鉄筋部分より強度があるというのが定説なんだそうだ。
僕はその辺はシロウトなのでさっぱりわからなかったのだが、鉄筋と鉄筋を繋ぐ際はガス圧接という工法が一般的で、その継ぎ手部分は通常の鉄筋部分より強度があるというのが定説なんだそうだ。
それが・・である。
上記写真13を見てもらっても分かるかと思うが、あちこちの橋脚でその圧接部分(鉄筋の膨らんだ部分)でことごとく破断していた。
地震大国であるが故に、コンクリート構造物などにおいて十分に地震に備えているはずだったが、その実状を前に現場にきた専門家たちが愕然とすることとなった。
上記写真13を見てもらっても分かるかと思うが、あちこちの橋脚でその圧接部分(鉄筋の膨らんだ部分)でことごとく破断していた。
地震大国であるが故に、コンクリート構造物などにおいて十分に地震に備えているはずだったが、その実状を前に現場にきた専門家たちが愕然とすることとなった。
(7)へつづく