ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

水曜どうでしょう(3)

たった4人のヤロウが海外に行ったり国内でうろちょろするだけの番組・・・ある意味、旅番組に
近い感があるんですが、これのどこがおもろいのか・・ってのは伝えがたいもんがあります。
僕の周りでも「どうでしょう好き」はいるんですが、「昨日のどうでしょうみてないん?
おもろかったで~」とおもろかった内容を伝えようとするも、なんとも難しい番組です。
ちなみにディレクター陣は「万人受け」を目指して番組制作をしているようで、シモネタなどの
卑怯な笑いは番組内に一切なし。小さい子供が観ても全く悪影響はない番組です。

それにしても何故、この番組がおもろいのか。
抱腹絶倒のおもしろさ・・ってなのとはちと違ってまして、端的に言えば、この4人が
和気あいあいと楽しんでる状態をみてると、こちらまで楽しくなってくるというかんじでしょうか。
4人はホント仲がよさそうで、当然、仲が悪いと4人一緒の長時間ロケはきついもんがあるでしょう。
ただ、仲がいいとはいえ、彼ら4人はお互い微妙な立場。いちタレントと、そのタレントの所属事務所の
社長、そしてディレクターという関係は漫才コンビ・・みたいなのとは違い、それなりに距離感が
あるわけで、「なーなー」な会話ならではのグダグダ感はありません。
社長である「ミスター」も大泉にえらそうなことをいうわけでもなく、歳がひとまわりほど離れてる割に
非常に丁寧に接している感があります。

まぁでもなんといってもおもろいのは、今や全国区となりつつある大泉と藤村Dのクロストーク
これは絶妙です。
最近、キー局のバラエティなんかで大泉を見かけますが、う~~ん、もひとつおもしろさが出ていない。
残念ながら、今のところは藤村Dこそが彼のおもしろさを一番うまく引き出せる人物のようです。

「水どう」は02年9月に一旦終了(北海道テレビ)しましたが、彼ら4人は「一生、どうでしょうをする」ことを宣言。
人気絶頂期に番組を終わらせて、あとは特別番組として、番組を長く維持させるという案はさすが。
NHKのプロジェクトXも早くにこうするべきだったんですが。

残念ながら、僕も「水どう」を知ってまだ1年も経っておらず、観てない名作シリーズはいっぱい
あるようで、これから真の「どうバカ」になるべく勉強(?)させていただく所存です。

(4)につづく

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HTBイメージキャラ、okちゃん。onちゃんの幼なじみのガールフレンド・・って、もういいって?