ROCK CD & DVD BUYER'S GUIDE III

一応、風景写真がメインです

どうせ面白くないのは分かってる「スターウォーズ・フォースの覚醒」

イメージ 1

間もなく公開ってことでメディアでは連日えらい盛り上がりです。
日本ではマスコミ向けの事前の試写会とかも一切なく誰も中身を知らんので、尚更期待値もあがります。
人気をあやかり、TOHOシネマズでは異例の料金アップで一般料金は2000円です。

じゃあ、それほどの盛り上がりに見合う面白さかというと・・まぁそないに期待できんでしょう。
16年ぶりに公開された99年のエピソード1、公開初日は大阪近辺ではどこも満員だろうと仲間たちとわざわざ名神を走って滋賀県大津のシネコンまで行きましたが、我々の貸し切り状態でしたw 多分、大阪でも普通に観れたと思われます。
そう、スターウォーズってのは一部の人間が盛り上がってるだけで、そないに万人に受ける映画でもなく、男でも「今まで見たことない」ってのは結構いますし、だからといって私もこの映画をそんな人に薦めたこともありません。

しかし、例えおもんないとしても、やはりスターウォーズはちょっと我々世代には別格なんで、観なしゃあないという感じなんですなぁw

99年以降に公開されたエピソード1~3は案の定イマイチでしたが、全てはやはり77年から82年にかけて公開されたエピソード4~6の三部作です。
ピアノ線丸出しの模型の特撮に見慣れた我々ガキンチョがその特撮にビックリしたのは言うまでもありませんが、それ以上にあらゆるキャラクター、衣装、セット、武器や乗り物のデザインが斬新でホンマに衝撃的でした。ガキンチョでもその凄さは十二分に伝わりました。
これは今も色褪せることはなく、ダースベーダーは今も変わらずかっこいいし、スピーダーバイクで森のなかを疾走しながら戦うシーンは今みてもワクワクします。

イメージ 2
エピーソード6「ジェダイの帰還」に出てくるスピーダーバイク。

77年以降のSF関連のものでスターウォーズの影響を受けてないものは皆無でしょう。
ガンダムの放送が始まった頃、未だガンダムを観てなかった私はガンダム好きの友人に対して「こんなスターウォーズのパクリを観とるんかw」とあざ笑っておりましたが、シャアのマスクにしてもビームサーベルにしてもスターウォーズをパクリまくりです。

そして、私個人に限ってはスターウォーズが公開された頃は幼少だったので映画に行けるような身分でもなく、かといって、テレビでは全く放送されなかったので(なんと初回の放送は83年10月で公開から6年も待たされた!)、もう手に届きくい映画ってことで私の中で特別感がハンパではなく、神格化されてしまった感があります。

あらすじがどうのこうのよりも、ジョン・ウィリアムズのオーケストラが鳴り、スターウォーズの文字がスクリーンに出るだけで興奮するスイッチが入ってしまう状態になっとるわけですw

・・ということで公開初日の明日はもちろん普段滅多に行かない映画館へ。
Dolby Atmosの3Dで鑑賞するので2600円也です。
多分、後からよくよく考えると「大しておもしろくなかったな」ということになる確率大です。斬新なキャラやデザインも期待薄です。
ただ、映画館にいる2時間だけは間違いなく興奮しているかとw