[雨の宮川町」コロナ自粛で人が消えた・祇園と四条河原町
昨日16日、まだ新型コロナの自粛がつづく大阪・京都・兵庫ですが、もう私のなかでは自粛は終わってるので年老いた叔母にマスクを届けるため京都に出かけましたわ。
そのついでに京都市内各地を雨のなかカメラを持って散策です。カメラを持って出かけるのはなんと3ヶ月半ぶり。趣味で撮影をはじめて10年以上になりますがこんなの初です。
ちなみにこの日は朝から夕方までずっと雨だったのですが、敢えて感染予防でこの天候の日を選びました。
まず今回アップするのは祇園界隈です。
いつもは観光客で溢れかえってるこの四条通の歩道もこの有様です。
次は宮川町です。
普段もそないに人通りが多いところではありませんが、とりあえずどんなようすか歩いてみました。
営業している店がありました。
駒屋が経営する「花れ家(HANARE)」です。
営業時間を変更するなど対応されているようですね。なんせ人が歩いていないのでどの店も開けたところで利益に繋がるかは難しいでしょうが、経営者がその気ならどんどん営業すべきだとホンマ思います。それに対してゴチャゴチャ抜かしてる奴らがいたとしても無視すべきあり、そいつらを排除するよう世間も動くべきです。
宮川町の芸舞妓さんが日々お稽古をしていらっしゃる東山女子学園。
5月の日程はすべて「休み」となってますなぁ・・
自粛中でも美しい軒先、さすがです。
この日は雨だったので鴨川名物の「床」もしていませんが、そもそも多くの店が未だ納涼床をしてないそうです。床が始まった5月1日では10%程度の店しかやっていなかったとの報道も。既に床をされてる店については座席数を減らすなどして感染予防の対応をしています。
屋外ですし、「余計な会話を控えさせる」ことを客に求めるなどするなら普通に営業していいんじゃないでしょうか。これがダメなら何もかもダメでしょ。
住友不動産が所有する京都一等地のビル。
阪急百貨店が2010年に撤退したあと、マルイが入ってたですが、売り上げが伸びず、今年5月末に閉店を予定していました。
しかし、結局は緊急事態宣言の延長に伴い、予定を繰り上げてコロナの臨時休業状態のままひっそりと12日に閉店してしまいました。
「オーバーツアーズ」の筆頭だった京都でいきなり観光客ゼロとなるとやはり飲食店や旅館業は相当厳しい。
京都信用金庫の話ではこの1ヶ月間で取引先から求められた融資額は通常の1年分に相当する額だといいます。その信用金庫の担当者は「貸すも親切、貸さぬも親切」という有名な言葉を取り上げ、貸すことでかえって取引先が余計な負債を抱え込むことになりはしないかその苦悩を吐露していました。
とりあえず、第2波がくるまではある程度の自粛緩和をし、経済を動かさないと本当に自殺行為です。
「人」のみならず「文化」も死にかねません。