[京都西陣]紋屋図子・三上家路地
これまであまり西陣のほうは歩いたことがなかったのですが、去年の晩夏のころに西陣へ行った際に「路地」を撮影することに。
西陣といえば路地が有名なんですが・・
歴史を感じさせる家屋や町屋も多いんですが、なんせ京都市内も低層のマンションが乱立しているため、なんか肩身狭い感じに見えますねぇ・・
「紋屋図子」と呼ばれるところです。東西に走る細い路地で智恵光院通から大宮通までの約150mほどを指します。
紋屋図子の真ん中らへんで短く北へ突き出た袋小路が「三上家路地」です。
この三上家路地には、現在でも唯一残る織元「三上家」が、かつて西陣織の職人を住まわせていた築140年の歴史を持つ長屋が残されています。
参照:
京都西陣に残る三上家路地。築130年の長屋の風情。 - 京都路地裏散歩(町家の小路・路地裏)
確かに趣きのある路地ではありますが、てっきり西陣にはこのような路地が全体に広がっているのかと思いきや全くそうではなくて、例えばこの三上家路地のすぐ隣はどっかの不動産屋が開発したであろう建売住宅が並んだどこにでもある造成地ですし(下の画像)、あくまで西陣であってもこういう路地は数少ないということのようです。
完全にイメージが先行していた私ですが、今や西陣とはいえ普通の住宅地になりつつあるということのほうに驚いた次第です。